ハッピーじゃないエンドでも面白い映画みたいな人生を

あまりに個人的すぎて、下痢のような文章を垂れ流します。

2017-01-01から1年間の記事一覧

月まで

今夜はどうしても眠れない。 月の光だけをたよりに歩く坂道。夜の木漏れ日。空気が淡い緑色になるのは、満月の夜だけ。波の音、対岸のネオンライト。探してるのは夢?それとも愛?君の未来は明るい?僕の表情は固い。退屈な日々は麻薬だ。無気力な目で彼らを…

日々なんとなく

台風一過の朝、出勤していつものように会社の階段をのぼっていたら唐突に秋の匂いがして、なにかほかの感情が生まれるよりもまずいきなりすぎて面食らった。 そのときは9月に入って間もなかった。 例年どおりならまだ残暑が厳しい時期で、カレンダーの絵や季…

紫陽花の葉にカタツムリはいない

気づけばもう6月。暖かさが暑さに変わり、言うほどにはそんなに降らない梅雨が始まろうとしている。梅雨は別に好きじゃないし、嫌いでもない。紫陽花は少し好きだ。点描画っぽくて、雨の季節に咲くのに陽の光が似合うところがいい。 自分の部屋の網戸が破け…

最近の出来事。

また風邪をひいた。 1回目は今月のはじめころ、友人宅で映画鑑賞をしたすぐ後のことだった。連日の夜更かしが原因だったのだと思う。喉の違和感が痛みに変わり、あぁこれはマズイやつだと思う間もなく悪化。母の小言を背中に聞きながら病院へ行った。 幸い、…

覚え書。

メモ。 いつかの幸福が現在を苦しめるなんてこと知っていたらきっともっと楽なほうを選んでた。なくなる幸福なんていらなかった。幻想に生きてずっと憧れを抱いたまま死んでいけばよかった。死んでいきたかった。もっとちゃんと嘘をついてほしかった。と友人…

複製された男VS複製されたい男

年が明けて早々、友人の家でちょっとした映画鑑賞会を開いた。開いたといっても成り行きでそうなったというか、「映画が観たい」と僕が言い出し、早速その日のうちにゲオで借りた映画をふたつ観た。 年が明けて間もない日からホラー映画を観るのもどうなのか…